グルタチオン点滴療法

グルタチオン点滴療法の意外な効果

抗酸化物質の中でも最も強力なグルタチオンは、脳内で絶えず発生する活性酸素を消去して、活性酸素から脳神経細胞を守る極めて大切な役割を担っています。
ところが最近になって、パーキンソン病では、この大切なグルタチオンが脳内に著明に減少していることが明らかになりました。
イタリアSassari大学のチームがこの欠乏したグルタチオンに着目してパーキンソン病患者にグルタチオンを点滴したところ、パーキンソン病の症状が明らかに改善され、この療法が注目されてるようになりました。手足の振戦、筋硬直、動作緩慢、姿勢の異常や歩行障害など、パーキンソン病の症状が殆んど消失した症例も多く、長年の車椅子から解放される症例まで現れたのです。

当院でのグルタチオン点滴療法

当院でのグルタチオン療法は、点滴療法研究会(会長 柳沢教授)の最新情報と指針に従って実施しています。パーキンソン病のステージによって、点滴するグルタチオンの量や、治療期間、治療回数は異なりますが、一般に週に1回~3回のグルタチオン点滴療法を行います。点滴の所要時間は、点滴の量によって異なりますが約40分から80分位です。

グルタチオン点滴療法の実際

  • 50~100mlの生食水に、適量のグルタチオンを溶解し、次に神経賦活剤などを溶解します。患者様の適量は体調を診て随時補正いたします。
  • 23G翼状針の細い針で、点滴を開始します。
  • 点滴量によって時間は異なりますが、通常20分から40分で点滴が終了します。
  • 点滴回数は通常最初の3ヶ月間は週2回とし、経過観察しながら週1回に減量します。
  • グルタチオン点滴療法をサポートするサプリメントも処方致します。

グルタチオン点滴療法の副作用

稀ですが一過性の頭痛や、吐気があります。処置は不要で投与を一時中止で改善します。

※ この他に、重大な副作用の報告はありません。

グルタチオン点滴療法によるパーキンソン病治療

グルタチオン点滴療法前

グルタチオン点滴療法後

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