PET、MRI、CT検査
ガン検査の種類
- PET検査
- MRI検査
- EBI検査
- 超音波診断検査
- 血液検査(腫瘍マーカー含む)
ガン検診コース
- PET検査のみ
- PET検査+EBI検査+血液検査
- PET検査+MRI検査+EBI検査+超音波診断検査+血液検査
PET検査とは
PET(ペット)はPositron Emission Tomographyの略です。「陽電子放射断層撮影」と言って下記のような装置で身体の各部位の断層画像を撮影する検査方法です。撮影は安全性が高く、短時間で精密な診断が可能です。
PET検査のしくみと特徴

- 特徴1 ミリ単位での癌やリンパ節転移の診断が可能
- 特徴2 臓器ごとの検査でなく一度に全身のガン検査が可能
- 特徴3 腫瘍の良性・悪性の判定と悪性度の診断に役立つ
- 特徴4 苦痛や不快感が伴わない、着衣のまま短時間で検査
PET検査による放射線被曝量はわずか、安全性の高い検査です
PET検査では放射線を発生するポジトロン核種を標識した薬剤を静脈注射等により体内に投与しますので、わずかな放射線被曝があります。通常ガン検査に用いられる18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)では1回の検査で約2.2mSv(ミリシーベルト)の放射線を受けますが、これは人が地球上で普通に暮らしていて宇宙や大地からの放射線によって自然に被曝する1年間の平均放射線量の約2.4mSvとほぼ同量で、被曝量はわずかです。
同じように放射線を使用した胸のX線検査は1回あたり約0.3mSv、胃のバリウムX線検査では1回あたり約4mSvの被曝量ですから、胃の検査のほぼ半分の被曝量ということがいえます。PET検査で受ける2.2mSvという被曝量では急性の放射線障害が起きる可能性は一切なく、この被曝が原因となる将来のガンの発生の可能性も心配ありません。
また、薬剤(FDG)のポジトロン核種の半減期(寿命)は110分と短く、体内に入った放射能も時間とともになくなります。PET検査に使用する薬剤での副作用もありません。PET検査で使用される薬剤(FDG)はブドウ糖の一種であり、副作用や合併症、アレルギー反応といった報告もなく、きわめて安全な薬剤です。
PET検査と他の検査の違い
PET検査はCTやMRIといった形態検査とは根本的に異なった検査です。一般的に行われる画像診断(X線CT検査、MRI検査、超音波検査)は癌(がん)組織と正常組織の形態的な違いを画像化するもので形や大きさで腫瘍と判断する検査です。
それに対してPET検査は体内に投与された薬剤(FDGなど)の動きから組織がどれくらい活動しているかといった機能を見る検査です。装置の形状はどれも筒状となっており、断層撮影という点では同じですが血流や代謝の状況までを知る事ができます。

MRI検査とは
磁気共鳴画像診断法(MRI:Magnetic Resonance Imaging)は、強い磁石と電波を用いることによって、人体を構成する水素原子核からの信号を捉えて画像化する検査です。検査を受ける人は体位を変えることなく身体のあらゆる方向の断面像を撮影されます。MRI検査放射線を用いないため被曝もありません。
当クリニックのMRI検査では骨盤部の各臓器(膀胱、前立腺、子宮、卵巣など)の形態を診断します。また、脳コースでは、MRIによる脳の検査の他、コンピュータ処理により血管のみを映し出すMRA(磁気共鳴血管撮影法:Magnetic Resonance Angiography)を行います。MRI検査では造影剤を用いないため副作用もありません。
EBI検査とは
コンピュータ断層撮影法(CT:Computed Tomography)は、身体にエックス線を照射し、体内を透過してきたエックス線量から、体内組織のエックス線の吸収度の違いをコンピュータで計算し、断層像として画像化する検査です。
その中でも当クリニックEBT検査は従来のCT装置よりも高速にスキャンを行うことができる電子ビーム断層撮影法(EBT:Electron Beam Tomography)を用いた装置により、一回のスキャンで短時間に頚部、胸部、腹部の広範囲を撮影することができ、被曝量も少なく、安全性が高くなります。また、動きのある心臓の撮影にも適しています。

超音波診断装置検査とは
人間の耳には聞こえない超音波を体内に照射すると、組成の異なる部分では反射して返ってきます。この反射波(エコー)を体表面でとらえて、体内の様子をリアルタイムに画像化するのが超音波検査です。
臓器の断面を表示する超音波断層法、血流の方向や速度を画像にするカラードップラー法などがあります。当クリニックの超音波検査では腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など)、骨盤部(膀胱、前立腺、子宮、卵巣など)、表在臓器(乳房、甲状腺など)、心臓などの検査を行います。超音波は放射線を用いないため被曝もなく、身体に無害で苦痛や副作用も無いのが利点です。

